遺品整理とは・・・
「遺品」は、故人が生存中に所有していたものであり、亡くなられた後に遺されたものを指す言葉です。遺品の中でも、故人が日常生活において使用していた家財道具や身の回りのお品物の中から、ご遺族にとって思い入れが深い物を選んで、いわゆる「形見」として遺すお品物と、故人が亡くなられた機会に処分(廃棄・譲渡など)して片付けるお品物に整理しなければならないものがございます。
広い意味ですと「遺品」は、不動産など故人が遺した物品全般を指す言葉ですが、「遺品整理」となりますと、故人が生前に使っていた生活雑貨や衣類、また家電製品や小物類のほうが想像しやすいかと思います。
故人のご遺品をご遺族で分け合うことを「形見分け」といいますが、ゆっくり形見分けをしたいと考えていても、実際には借家や賃貸アパートなどは、故人が亡くなってからすぐに管理者に明け渡すことになるかと思いますので、四十九日の法要が済む頃には、直ちに遺品整理に取りかからなければならないのが現実です。
故人が亡くなられてわずか1ヶ月余り・・・なかなかそんな状況では遺品を整理しようという気持ちにならない方も多くおられるかと思います。
また、遠方に住んでおり、遺品整理のために故人の住まわれていた住宅に出向くこともできない場合もございます。
近年、核家族化が進み、お一人暮らしのまま最期を迎える方が増えてきており、故人の亡き後に大量の家財道具などが残される例が少なくありません。
賃貸住宅などにおいては、早急に部屋を引き払う必要もあり、遺品整理を専門業者に委託されるケースも増えて参りました。
現実問題、なかなかご遺族だけでは遺品整理作業が進まないのも実情です。
ご遺族は、故人とのお別れ直後で、深い悲しみの中で遺品を整理することとなり、場合によっては、悲しみがより深まることもございます。
弊社では、専門業者ならではのノウハウで、必要なもの、そうでないものをアドバイスさせていただいたり、今後必要になってくるであろう手続きなどもお手伝いしつつ、的確で安心できる遺品整理をご提供させていただいております。